果物の王様とも呼ばれているドリアン。
東南アジアでは公共交通機関や諸施設で持ち込み禁止の看板などを見かけたりすることが多く
臭いが強烈なため動画サイトではネタとして面白く取り上げられたり
私自身も臭さから距離を取っていましたが
去年2020年おっかなびっくり食べてみました。
臭い!
臭いけど冷凍したらそれほど気にならず
舌触りがなめらかでクリーミー驚くほど甘い。
バナナとクリームのホイップを発酵させたらドリアンかなぁ
といった感じ…。
ガスっぽいとか硫黄っぽちと言われることもあるようです。
確かにお腹の中で発酵するような感覚があるのでちょっと分かるような。
個人的には大騒ぎするほどでもないかなとちょっと冷めた斜めな反応。
栄養素はこれまた果物の王様と言われるのも納得でバランスがいいような印象です。
カリウム…高血圧予防
マグネシウム…タンパク質の合成
リン…歯や骨を丈夫にする
銅…貧血予防、免疫力向上
葉酸…貧血予防
ナイアシン…代謝促進、冷え性改善
ビタミンB1…疲労回復
ビタミンC…抗酸化作用、アンチエイジング、免疫力向上
ドゥマゲテ(多分フィリピン全土)は旬が来ると市場にずらりと並び
時期が終わると一個もなくなってしまう程出回る季節が分かりやすいです。
むしろそんな所が好きだったりします。
そして今年もドリアンの季節がやって来ました。
見なくても市場に臭いがふわっと漂っていて
「あ!来た!」って分かります。
不毛ですが
ふと日本とドゥマゲテ(フィリピン)でのドリアン価格を比較しましたよ。
ドゥマゲテ:ひと玉約250円(1kg100ペソ)
日本:ひと玉3,000円から也…
当然高いだろうとは思っていましたがこんなに価格差があるとは…。
ならば産地で旬の頃に安く美味しく頂こうじゃないか。
見た目がゴツくてひとつひとつのトゲが硬く痛いし重いので持ち歩きが大変。
何より家で捌くのが大変なので
売っている人にやってもらうのが一番楽です。

こんな感じでサクサクつるんときれいに袋に入れてくれます♪
帰宅してビニール袋ごと保存容器に入れてそのまま冷凍庫で冷やすと
匂いも気にならず簡単に美味しく食べられます。
種も茹でたり炒ったりすると山芋のようで美味しいです。
お酒との食べ合わせは厳禁です。
食べ過ぎるとゲップやおならが自然と出てくるので止め時が分かります。
大体写真で見えている2房も食べればちょうどいい感じです。
私は3房目でげふげふしてきました。
ひと玉に6房くらい入っていたのでドリアン好きのお友達と囲むといいかな。
ちなみに当然ですがフィリピン人だからドリアンが好きというわけでもなく
ドリアンが嫌いな人は結構いて
名前を聞いただけで豪快に嫌な顔をされたりします。