言葉を使うのが得意ではないのですが今日みたいな日はブログにすべきだと思い久々の更新です。
2月に新装オープンするレストランに飾る絵の依頼を友人から頂きました。
声をかけてもらったことが本当に本当に嬉しくて、ふたつ返事で制作に取り掛かりました。
最近はずっとデジタルに頼りっきりで、いつだか覚えていないくらいキャンバスにアクリル画は久々でした。
かつては一気に描きあげていましたが、今は子供もいるのでなかなかやり方は変わります。
構想を練るところや友人への思いなど脳裏は常に起動中。
描き初めもそっと始めて徐々に仕上げていきました。
以前の動機は自分への苛立ちであったり劣等感や評価への恐怖など色んな前向きでない思いが漂っていた中（時にそれも必要）、今回は真逆で鍛錬と感謝の連続でした。
たったの直径20cmの丸いキャンバス3枚でありながら、私にとっては大きな湖くらいに思えたのですが仕上がり後の達成感は有難かった！
思えば親に絵でどうやって生きていくの？と言われ、世の中のことを分かっていなかった私は自信を失って絵とあまり向き合わなくなった頃が長くあって、結婚出産も経験するとどんどん遠い世界へ行ったのですが、こうして絵を再び描くきっかけを与えてくれたのは家族や友人でした。
まだまだやりたいこともやるべきこともあるし、挫けることもあるけれど創作の世界を堪能しようと心に決めた日でした。
